Diary 「おいしいパン食べた!」  おいしいパン食べたい!
スペース 2008年 印象に残ったパン Best 3 !

まず浮かぶのは、8月に友人夫妻と旅行に行った、河口湖近くで食べた、“パン工房 砧”の“チーズブレッド(¥350)”。買ってすぐ、焼き立てを食べてみた。まだトローリとしたチーズがおいしいのはもちろんのこと、しっとりもっちりとした生地自体に味わいがあり、とてもおいしかった。食べた瞬間に、「この食感はクセになる!」と思ってしまったくらい、独特なもっちり感だった。また河口湖近くを訪れる機会があったら、新しくなった店舗に是非立ち寄ってみたい。
次に印象深かったのは、厚切りトーストにして食べた、“アリエッタ”の“パン・ド・ミー(一斤\490)” 。シンプルなだけにごまかしの効かないパンが、これほどおいしいのは、感激だった。
そして最後に上げるのは、私がすっかりトリコになってしまった、“ロワンモンターニュ”の“ベルリーナ(カスタードクリーム味)”。お店オリジナルのカスタードクリームがおいしいのはさることながら、もっちりした生地のおいしさは格別!思い出したら、また食べたくなってしまった。
2009年も、おいしい出会いが沢山ありますように!

パン工房 砧
 山梨県南都留郡富士河口湖町大石310 tel:0555-76-7413
Panetteria ARIETTA(パネッテリア アリエッタ)
 東京都渋谷区広尾1-11-2 tel:03-3473-9123
ロワンモンターニュ
 東京都北区王子本町1-15-20 高木ビル1F tel:03-3900-7676
スペース 2008年12月26日(金) “グルガオン”の“チーズクルチャ”
グルガオンのパンの写真

「仕事が早めに終わりそうだから」と夫から連絡があり、急に映画を観に行くことになった。気になりながら、なかなか行く時間が取れなかった『マルタのやさしい刺繍』。16時40分の回に、ギリギリ間に合った。
映画の後、こちらも急に、夫婦で忘年会をすることに。先日友達と行って入れなかった、インド料理店“グルガオン”へ行く。
“グルガオン”は、閉店してしまった“ハリドワール”の姉妹店。私はここの“チーズクルチャ”が大好きだった。その“チーズクルチャ”が、“グルガオン”でも食べられる。席に着き、“チーズクルチャ”が入ったグルガオンディナーを注文する。
“チーズクルチャ”は、ナンの生地でたっぷりのチーズを包んで焼いた、ピザのような食べ物。熱々で食べると、トーローリと溶けたチーズが、お餅のようにモチモチして、とてもおいしい!かなりクセになる味わい。ニンニクの風味が、余計に食欲をそそる。

『マルタのやさしい刺繍』は、スイスの美しい田舎町を舞台に繰り広げられる、元気の出る、心温まるお話だった。幾つになっても夢をあきらめないという内容は、新しい年に想いを馳せる、一年のしめくくりに観るに、ふさわしい映画だった。

グルガオン
 東京都中央区銀座1-6-13 銀座106ビルB1 tel:03-3563-0623
スペース 2008年12月24日(水) 今年も“白神シュトーレン”でクリスマスイブ
ロワンモンターニュのパンの写真

今年もクリスマスイブの夜に、“ロワンモンターニュ”の“白神シュトーレン(1本\2,900)”を頂く。この季節だけに味わえる贅沢な味。今年の“白神シュトーレン”は、例年以上にしっとりとし、いつも以上においしいように感じる。
今年は友人夫妻にも、この“白神シュトーレン”を食べて貰った。その感想が、「今まで食べた中でダントツ1位!来年はうちの分も予約してもらおうかな」だった。自分が気に入っているものを褒めてもらえるのって、嬉しい!私が作ったわけじゃないのに、こう言われて、なんだか誇らしい気持ちになってしまった。

ロワンモンターニュ
 東京都北区王子本町1-15-20 高木ビル1F tel:03-3900-7676
スペース 2008年12月22日(月) “松本楼”でランチ忘年会
松本楼のパンの写真 今年は先週いっぱいで、早々と仕事納めしてしまった私。平日の昼間も自由になり、今日は、以前の職場の3人組で、ランチ忘年会。場所は、一人のメンバーの職場近くの“松本楼”。3人で会うのは夏以来。約半年振りになる。優雅な雰囲気の中で、ランチコースを頂く。
初めての“松本楼”は、とてもクラシカルな印象。お料理は、正統派なフレンチで、繊細で美しく、とてもおいしい。サービスも丁寧で、ホテルのレストランで食事をしているよう。お料理と一緒にサービスされるパンは、3種類の中から好きなだけ選べる。私はロールパンとライ麦パンを選んだ。どちらも、ふんわりとやわらかで、クセの無い味わい。お料理のソースを付けていただく。
1時間半程のランチタイムで、夜ほどはゆっくりできなかったが、それでもワイン片手に近況を報告し合い、落ち着いた空気の中、楽しい時間が過ごせた。
日比谷 松本楼
 東京都千代田区日比谷公園1-2 tel:03-3503-1451
スペース 2008年12月21日(日) クリスマス会の翌朝のサンドイッチ
ロワンモンターニュのパンの写真

昨日は、友人夫妻とクリスマス会。皆でお料理を作り、沢山食べ、沢山飲み、沢山喋って笑って、深夜まで楽しい時間を過ごした。
そんな、ちょっと胃もたれ気味の4人の翌朝に、向いているパンはありませんか?と、“ロワンモンターニュ”のマネージャーさんに聞いたところ、薦めて下さったのがニンジンが練りこまれた食パン。サンドイッチにぴったりだとか。
教えて頂いた通り、今朝はそのニンジンのパンで、サンドイッチを作る。はさんだのは卵とツナ。パンの色が鮮やかなおかげで、ありふれた具のサンドイッチも、とてもおいしそうに見える。
口にしてみると、軽くトーストした表面はサックリ、中はしっとり。これほど色鮮やかなのに、ニンジン臭さやクセは全く無い。
同じ食パンでも、色が違うだけで、こんなにも新鮮でわくわくし、食欲がそそられるものなのだと、ニンジンパンのサンドイッチを前に実感。胃もたれ気味の朝食を、楽しいものにして下さった、マネージャーさんに感謝!

ロワンモンターニュ
 東京都北区王子本町1-15-20 高木ビル1F tel:03-3900-7676
スペース 2008年12月14日(日) “ペリカン”のロールパン
ペリカンのパンの写真

今日は、美容院に出かけていたら、すっかり帰りが遅くなってしまった。夕食はすぐに出来るもので簡単に済ませることに。
昨日から漬け込んでおいたタンドリーチキンを焼き、たまっていたじゃがいもでポテトオムレツを作る。これにサラダとパンとチーズ、そして昨夜の飲み残しのワインを加えたら、思いの外立派な夕食ができあがった。
ぷっくりとした形が、見るからにおいしそうなロールパンは、先日義母から頂いた“ペリカン”のもの。予約をして、買ってきてくれたのだとか。
先ずはそのまま頂いてみる。おいしい!素直に、おいしい!なんと言ったら良いのだろう。最近、色々と工夫された、凝ったパンが多いが、このロールパンは、余計なものが使われていない、純粋なロールパン。ロールパンとして確立されている、そんな味わいのパン。生地はしっかりとしていて、それでいてキメ細やかで柔らか。ほんのり甘みがあり、いくらでも食べられてしまう。
その後、タンドリーチキン、チーズ、オムレツ、サラダと色々はさんで頂いてみたが、そのまま頂くのがやっぱり一番おいしかった。
“ペリカン”は、一度訪れて、すべて売り切れだったという苦い経験があり、それ以来行っていなかったが、今夜ロールパンを頂いて、こちらの食パンも、是非食べてみたくなってしまった。近いうちに予約をして訪れてみたい。

●パンのペリカン
 東京都台東区寿4-7-4 tel:03-3841-4686
スペース 2008年12月13日(土) “PanPan堂”の玄米ブレッド
PanPan堂のパンの写真 今朝は、“PanPan堂”の玄米ブレッドを厚切りトーストに。これは夕方焼かれているパンで、普段はなかなかめぐり合うことが出来ないが、木曜に、会社帰りに訪れ、初めて買うことが出来た。
“PanPan堂”のパンは、しっとりしているのが特徴だが、玄米ブレッドもとってもしっとり。そして、お餅のようにもっちりしている。噛んでいると甘みがあり、シンプルなパンなのに、何もつけなくてもパクパク食べられてしまう。サンドイッチにも合いそう。
夫は「“PanPan堂”のパンの中で一番おいしい!」と絶賛していた。
●しろかね PanPan堂
 東京都港区白金1-28-3 多田ビル1F tel:03-3440-6701
スペース 2008年12月8日(月) “FLUffy”のパン2種
FLUffyのパンの写真 今朝は、楽しみにしていた“FLUffy”の“カフェオレブレッド(右 1/2 \247)”と“シナモンブレッド(左 1/2 \247)”。写真では、食パンサイズに見えるかもしれないが、実は6センチ角程のパウンドケーキサイズ。
“カフェオレブレッド”は、生地にコーヒーが入っていて、ほんのり香りが。そこにホワイトチョコレートが巻き込まれていて、一緒に食べると、口の中で二つが混ざり合いカフェオレのよう。ケーキのようなパン。
“シナモンブレッド”はプレーンな生地に、シナモンが巻き込まれいる。こちらは甘さは無く、シナモンがピリリと、スパイシー。大人のシナモンパンという感じ。
土曜日に食べたクリームパンから、すごくしっとりとした生地を想像していたが、トーストすると表面は意外にサックリとなった。中は想像通りしっとりとし、柔らかくキメ細やか。優しい生地という印象で、とてもおいしい!
“FLUffy”の他のパンも、色々食べてみたくなってしまった。
FLUffy(フラッフィー)
 東京都渋谷区鶯谷町4-15/1F tel:03 3461 8655
スペース 2008年12月6日(土) “メゾン・ド・スリジェ”でお誕生会
メゾン・ド・スリジェのパンの写真

メゾン・ド・スリジェのパンの写真
義母のお誕生日が休日と重なった。
今日は、開店時刻に池袋のデパートで待ち合わせをし、プレゼントを一緒に選び、その後渋谷へ移動。春に夫婦で行って、とてもおいしかった“メゾン・ド・スリジェ”で、お誕生会をすることに。
義母との外食と言えば、和食か中華と決まっていたが、今回はフレンチ。好みに合うか少し心配だったが、“メゾン・ド・スリジェ”のお料理ならば、フレンチを食べ付けない義母にも、気に入って貰えるのではと、少し冒険をしてみた。そしてこれが、大正解!
柿 と生ハムのアミューズに始まり、5種類の可愛らしい前菜の盛り合わせ、季節の食材のオードブル、メイ ン、デザートで終了するまでのコースを、義母は 「おいしいわねー」と言いながら全部食べてくれた。お店の雰囲気や、スタッフの方のサービスも、とても気に入った様子。
帰り道、「今日は、良いお誕生日をありがとう!今度また、誰かのお誕生日の時に来ましょう」ととてもしあわせそうな笑顔で話してくれた。そんな義母を見ながら、私もとてもしあわせな気持ちになった。
“メゾン・ド・スリジェ”のお料理は、本当においしい。まるで緩急使い分けるように、手の込んだものと、料理人の腕が問われるとてもシンプルな調理法のものとが出てくる。それが、そのつど感心してしまうほどおいしい。味付けもオリジナルで、フレンチなの に、しつこさが無い。
そんなお料理と一緒にサービスされる自家製パンは、お料理を引き立てるシンプルな味わい。お皿に残ったソースを、最後の一滴まで食べるような気持ちで、このパンで奇麗に吸い取って頂く。
FLUffyのパンの写真 “メゾン・ド・スリジ”ェから渋谷駅へ、のんびりと裏道を歩いていると、「天然 酵母パン」と書いた黒板の立てられた小さなパン屋さんを見つけた。通り過ぎようか少し迷って、でも気になって、義母と夫を付き合せ、 結局中に入る。
“FLUffy”という名前のパン屋さんの小さな店舗の棚には、パウンドケーキやマフィンなど、お菓子の型で作られたような、かわいらしいプチパンが、こまこまと並らんでいた。パンドミーのような食パンでさえも、パウンドケーキ程のミニサイズ。形もそうだが、種類もかなりオリジナル。一目見ただけでは、どんなパンなのか分からないものばかり。説明書きをじっくり眺め、暫く悩んで、“カフェオレブレッド(1/2 \247)”、“シナモンブレッド(1/2 \247)”、“クリームパン(\231)”を選ぶ。
“メゾン・ド・スリジェ”でたっぷり栄養を摂ってしまった今日は、夜になってもお腹が空かない。それで夕食は、“FLUffy”で買って来た“クリームパン”とカフェオレで軽く済ませることに。
マフィンのような形をした可愛らしいクリームパン。オーブントースターで軽く温めるとホンワリとする。口にしてみると、生地は驚く程しっとり。とても柔らか。天然酵母パン独特のクセも、全く無い。カスタードク リームは水分が多めでトローリとしている。甘さ加減が程よい。今までに食べたことの無い、とってもオリジナルなクリームパン。とてもおいしい!
後で、ネットを見て知ったが、“FLUffy”をされている方は、天然酵母パンの世界では、とても有名な方だとか。なるほど、おいしいはず。他の買い帰ったパンを食べるのが楽しみ。
メゾン・ド・スリジェ
 東京都渋谷区鉢山町2-2 tel:03-6413-1820
FLUffy(フラッフィー)
 東京都渋谷区鶯谷町4-15/1F tel:03 3461 8655
スペース 2008年12月5日(金) ランチのパン、デザートのパン
リールのパンの写真 今日のランチは、リールへ。前回訪れた時は、「王様のブランチ」放映直後で、並ばないと入れない混雑振りだったが、久し振りに訪れてみると、お店はすっかり落ち着きを取り戻していた。
オードブルのランチを注文。ヘルシーな味付けの葱のポタージュの後、7、8種類の、どれも身体に優しい素材と味付けのお料理が少しずつ盛り付けられた、オードブルが出てきた。
ランチに付いている食べ放題のパン。前に何度か来た時は、2、3種類しか無かったが、今日は6、7種類ほどのパンが籠に並んでいる。こんなに沢山の種類が食べられるなんて嬉しい!思わず全種類をお皿に乗せて席へ。
クロワッサンが2種類に、もっちりしっとりとしたゴマのパンとかぼちゃの種のパン、クリームパンにあんぱん。どれもおいしいが、特に印象に残ったのは、あんぱん。生地に黒糖が練りこまれていて、口にするとその香りがふんわりと鼻を抜ける。餡は程よい甘さと水分でおいしい。
アリエッタのパンの写真 ボーナスデーの今夜、夫が“アリエッタ”のドーナッツとパンをお土産に買ってきてくれた。
前から目をつけていたという、“アップルドーナッツ(\250)”と、新発売だったという“ズッカ(\380)”。これを、ちょっと食べ過ぎかなと思いながらも、夕食後のデザートに頂く。
“アップルドーナッツ”は、生地がしっとり。シナモンの香りと、巻き込まれている角切りりんごのシャキシャキ感が良い。程よい甘さで、ドーナッツなのに、全くしつこさが 無く、パクパク食べられる。
一見したところ、味の想像が付かない“ズッカ”は、かぼちゃのペーストと生クリームが練りこまれたパン。中にかぼちゃの種やナッツ類も練りこまれている。持ち上げるとずっしりとしている。食べる前からスパイシーな香りがし、食欲をそそられる。口にしてみると、生地がしっとり。このしっとり感、どう表現したら良いのだろう?半生の生地のよう…と言ったら、おいしくなさそうに聞こえるかもしれない。けれど、そんな独特なしっとり感で、ついつい次をちぎって口へ運んでしまうほどとってもおいしい。とても印象的な食感のパン。
ベーカリー カフェ リール
 東京都港区三田5-2-18 三田ハウス104 tel:03-5730-0457
Panetteria ARIETTA(パネッテリア アリエッタ)
 東京都渋谷区広尾1-11-2 tel:03-3473-9123
スペース ■Diary「おいしいパン食べた!」Back No.
  ・2011年6月、7月
・2011年4月、5月
・2011年2月、3月
・2010年12月、2011年1月
・2010年10月、11月
・2010年8月、9月
・2010年6月、7月
・2010年4月、5月
・2010年2月、3月
・2009年12月、2010年1月
・2009年10月、11月
・2009年8月、9月
・2009年6月、7月
・2009年4月、5月
・2009年1月、2月
・2008年12月
・2008年10月、11月
・2008年8月、9月
・2008年5月、6月
・2008年3月、4月
・2008年1月、2月
・2007年12月
・2007年10月、11月
・2007年5月、6月
・2007年3月、4月
・2007年1月、2月
・2006年11月、12月
・2006年10月
・2006年8月、9月
・2006年6月、7月
・2006年4月、5月
・2005年12月
・2005年10月
・2005年8、9月
・2005年7月
・2005年5月
・2005年4月
・2005年3月
・2005年2月
・2005年1月
・2004年12月
・2004年11月
・2004年10月
・2004年9月
・2004年8月
・2004年7月
・2004年6月
・2004年5月
・2004年4月
・2004年3月
・2004年2月
・2004年1月
・2003年10月〜12月

おいしいパン食べたい!ご意見ご感想お待ちしております。boulangeries@shogo.com
Copyright (C) 2001-2011 k.yago. All Rights Reserved.