Diary 「おいしいパン食べた!」  おいしいパン食べたい!
スペース 2007年11月28日(水) “パンテコ”のパン
パンテコのパンの写真

パン好きの友人夫妻から、ちょっと変わったパン屋さんを教わった。恵比寿にある“パンテコ”。パン屋さんといっても、店舗を構えているわけでは無く、主にレストランにパンを卸している工場。そちらの工場の一角で、生地に余りが出た場合に、ご近所の方向けにパンを販売しているとのこと。職場が近い夫が、今日、この“パンテコ”のパンを買って帰ってくれた。作り置きしておいたミネストローネにこのパンを添えて、今日は軽めの夕食。
レストランのシェフを唸らせるという“バゲット(奥)”は、時間が経っても、皮がパリパリ、サクサク。中はふんわり、ソフトな食感。軽めの口当たりの、でも旨味のあるバゲット。
オレンジピールとレーズンとくるみの入ったライ麦パン(手前)は、オレンジピールとライ麦の香りが良く、味に深みがあってとてもおいしい。クリームチーズを塗ると、フルーツの甘味とチーズの酸味がマッチして、おいしさがアップ。
こちらのバゲット、バゲットにしては少し太め。どちらかというとバタールに近い太さがある上に、長さも60センチ程と、ビッグサイズ。ライ麦のパンも40センチ程の長さがあり、これは良いお値段だったのでは…と思っていると、2つでなんと\420だったとのこと。レストランに卸す、半分の値段で販売しているそう。日によって、並んでいるパンの種類も数も違うそう。なかなか面白そうなパン屋さん。今度は是非、自分で訪れみたい。
●パンテコ
 東京都渋谷区恵比寿1-30-1 tel:03-3473-3144
スペース 2007年11月24日(土) “ベッカーフジワラ”のパンで朝食
ベッカーフジワラのパンの写真

今日は、昨日買い込んで来た“ベッカーフジワラ”のパンで朝食。2種類のパンをスライスしてトーストした。
“芋・栗・南瓜ブレッド(\250 右)”は旬の食材を盛り込んだパン。ほんのり甘味のあるミニ食パンに、角切りのサツマイモ、栗、カボチャが入っている。トップは、クッキー生地のようなもので、甘い味付けがされている。具の食感が良く、生地ととてもマッチしている。いくらでも食べられてしまいそうな味わい。
シナモンの香りが心地よい“シナモンレーズン・ブレッド(\300 左)”は、シナモンを練り込んだ薄茶色の生地に、レーズンが入ったパン。トーストすると、表面がサクッとなる。そのまま食べても、充分においしいが、マーガリンを塗ると甘味が増して、一層おいしい。

ベッカーフジワラ
 東京都豊島区池袋本町3-1-1 tel:03-3981-6540
スペース 2007年11月23日(金) 肉まんの季節到来!夕食は“ベッカーフジワラ”のパン
聘珍楼の肉まんの写真

冷え込んだ朝、今日は肉まんで朝食。我が家で肉まんと言えば、“聘珍楼”の肉まん。具のナチュラルな味付けと、ほんのり甘味のあるしっとりした生地が気に入っている。先週出掛けた横浜中華街で買って来た。
一緒に、はやり中華街の“悟空”で購入してきた中国茶、“黄観音(40g \945)”を頂く。中国茶は、高級なもの程水色が薄いそうだが、我が家にしてはちょっと贅沢をして買ってみたこの“黄観音”、水色は美しいレモン色で、香りが良く、とてもおいしい!
おいしい肉まんと中国茶で、身体が芯から暖まった。
ベッカーフジワラのパンの写真

ベッカーフジワラのパンの写真
午後から、池袋へ買い物に出かける。途中、ずっと気になっていた北池袋のパン屋さん“ベッカーフジワラ”に立ち寄る。
北池袋の駅から歩くこと5、6分 。商店街のはずれに、とても可愛らしい外観のお店が見つかった。中に入ると、そこは3人も入ったら身動き出来なくなってしまう程のスペース。その狭いスペースに、棚をうまく利用して、几帳面にパンが並べられている。どのパンもとても丁寧に成型されていて、飾り物の様に形が奇麗。どれもこれも食べてみたくて、あれこれ悩みながら、大量のパンとお菓子を購入。
買い物から帰り、作り置きしておいたロールキャベツと、買い込んで来たパンで夕食。
“ベルリーナ ラントブロート(右端)”はライ麦80%のドイツパン。クセがあるのかと思いきや、とても食べやすい。コクがあるので、生地を味わっているうちに、何も付けなくても、パクパクと食べられてしまう。チーズを付けると、また味わいが変わりおいしい。食感は、皮は固めでカリカリ、中はしっとりもっちり。
“バゲット(1/2\150)”は、皮は薄くてパリパリ、中はふんんわり。軽い口当たりのソフトなバゲット。
“クロワッサン(\140)”は、時間が経っていたにも係わらず、表面はサックサク。バターの香りと、甘味が心地よい。 中は、もう少しもっちりしていると良かったかな。
“いちご&ホワイトチョコブレッド(左端\200)”はサックリした生地に、フリーズドライのいちごとホワイトチョコレートが入っている、お菓子のようなパン。すごくおいしい!
そしてデザートは、いちじくのパウンドケーキ(\900)。一口頬張ると、口の中でホロホロとケーキが溶けて行く。こんな食感のパンウドケーキを食べたのは初めて。中に入ったいちじくが、ドライフルーツとは思えない程やわらか。
ベッカーフジワラ
 東京都豊島区池袋本町3-1-1 tel:03-3981-6540
聘珍樓横濱本店
 神奈川県横浜市中区山下町149番地 中華街大通り tel:045-681-3001
悟空1号店(中国茶)
 神奈川県横浜市中区山下町80番地 tel:045-641-5509
スペース 2007年11月14日(水) “ロワンモンターニュ”のパンでランチ
ロワンモンターニュのパンの写真

気持ちの良い青空に誘われて、今日は自転車で“ロワンモンターニュ”へ。最近お気に入りの“男のガーリックパン(\170)”が欲しかったが、まだ焼き上がっていなかった。ちょっと残念。
朝食用に、我が家の定番“白神チーズ(\400)”、“生クリーム食パン(\240)”、それから夫のリクエストの“大納言ミルク(\280)”を選ぶ。それと一緒に、今日の私のランチ用に、野菜のピザ(左 \200)と“クリームパン(右\140)”を購入。家に帰って早速ランチ。
ズッキーニのグリーンとプチトマトの赤が鮮やかで、見た目もとっても美しい野菜のピザ。プチトマトの爽やかな酸味と甘味、ズッキーニの心地よい食感、黒オリーブの香り、と各々の素材の魅力が存分に生かされている。これにチーズのコクが程よく効いていて、いくらでも食べられそうなあっさり味のピザ。
“クリームパン”は、一口食べるとオレンジの香りが口一杯に広がる。ほんのり酸味のある程よい甘さのクリームは、コクがあり大人の味わい。

ロワンモンターニュ
 東京都北区王子本町1-15-20 高木ビル1F tel:03-3900-7676
スペース 2007年10月31日(水) “ベッカーズディライト”のパン
ベッカーズディライトのパンの写真

ベッカーズディライトのパンの写真

今日は、東京ミッドタウンで行われている「デザインタッチ」というイベントのセミナーに参加。出席したのは、こぐれひでこさんと清水敏男さんの対談。テーマは「パリ流、アートの愉しみ方」。会場はセミナーと言うよりも、トークショーと言ったソフトな趣きで、パリの空気を思い出しながら、楽しいお話を沢山聞くことが出来た。
セミナー終了後、少し前にネットで見つけた、ミッドタウンから5分位のところにあるというパン屋さん“ベッカーズディライト”でパンを買って帰ることに。
“ベッカーズディライト”は、それほど広くは無いが、清潔感にあふれた素敵なお店。対面式のケースの中には、食欲をそそる可愛らしい形のパンが並んでいる。幾つか気になったパンの説明を聞き、“カルトフェル(写真上右\150)”、カボチャのパン(写真上左\250)、ドイツ菓子(写真下\350)、“トーストブレッド(\380)”を選んだ。
夕食のパスタに添えて、買い帰ったばかりのパンを頂く。
“カルトフェル”は、じゃがいもが練り込んであるパン。かなりもっちりした食感を想像したが、想像よりもソフト。しっとりまろやかな口当たりで、噛んでいると溶けていくような不思議な食感。薄い皮はカリッ。とてもおいしい!
カボチャのパンは、カボチャが練り込まれた生地がしっとりとし、ほんのり甘味がある。表面だけでなく、中にもカボチャの種が入っていて、この香りと食感がとても良い。皮はカリッ。
食後のデザートにドイツ菓子を頂く(写真は半分にカットしたもの)。まろやかなパン生地の上に、クリームチーズの層があり、それがケシの実のペースとカスタードクリームでデコレーションされている。口に入れるとこれらの味が、絶妙に混ざり合う。クリームチーズの酸味と、ケシの実とカスタードの甘味が、後味のスッキリした爽やかな味わいを作りだす。
“ベッカーズディライト”は、是非もう一度訪れたいと思うパン屋さんになった。今度は、サンドイッチにぴったりなプレーンなパンを試したい。

BECKER'S DELIGHT(ベッカーズディライト)
 東京都港区赤坂8-13-19 1F tel:03-5770-8177
スペース 2007年10月13日(土) “ERIZO”のパン色々
ERIZOのパンの写真
“ERIZO”のWebサイトが、予定通り10日に無事オープンした。これで一安心!昨日はサイトの説明にお店を訪れ、たっぷりのパンを仕入れて帰って来た。
今朝は、その“ERIZO”のパンで朝食。
“フルーツノア(右奥\210)”は、この秋の限定パン。薄めの生地に柿、リンゴ、レーズンが載ったフルーツピザのようなパン。フルーツの甘味だけの、とてもあっさりした味わい。
“クリームパン(右手前\180)”はソフトでシンプルな味わいの生地に、いかにも手作りのコクのあるクリームが包まれている。やさしい味わい。
“ごまぱんあんこ(左手前\140)”は、しっかりとした食感のごまたっぷりの生地に、たっぷりの餡が包まれている。一口食べると、胡麻の香りが鼻を抜ける。餡は程よい甘さでとてもおいしい。
そして最後に、初めて食べた時、「今まで食べたクロワッサンの中で一番おいしい!」といっぺんにファンになってしまった私好みの“クロワッサン(右奥\140)”。外はカリッツとし、中はしっとりほんわりもっちり。噛みしめると素材の甘味が感じられる。通常のクロワッサンよりもバターの量を抑え、ヘルシーな仕上がりになっているそう。それもまた嬉しい。
ERIZO(エリゾー)
 東京都調布市柴崎2-28-4 tel:042-441-0396
スペース 2007年10月8日(月) “ヴィロン”の“セレアル”
ヴィロンのパンの写真

昨日“ヴィロン”のプティ・デジュネで頂いた“セレアル(\630)”がすっかり気に入ってしまい、買って帰って来た。今朝はこの“セレアル”でサンドイッチ。
穀物がたっぷり練り込まれた“セレアル”は、香ばしく、生地そのものに深い味わいがある。しっとりもっちりしているが、重くは無く、サックリもしている。
冷蔵庫の中にあるものだけで、卵とチーズ&セロリのサンドイッチを作った。セロリのカリカリ感が生地ととてもマッチ。

●VIRON(ブランジュリー・パティスリー・ブラッスリー ヴィロン)
 東京都渋谷区宇田川町33-8 塚田ビル1F、2F tel:03-5458-1770
スペース 2007年10月7日(日) “ヴィロン”の朝食
ヴィロンのパンの写真

ヴィロンのパンの写真

ヴィロンのパンの写真

ずっと行きたいと思いながら、なかなか行く機会に恵まれなかったヴィロンの朝食。今日、渋谷のシネクイントで上映されている「キサラギ」をどうしても観たいという夫に、「ヴィロンで朝食を食べるならいいよ」と条件付きで付き合うことに。やっとヴィロンで朝食を頂く機会を得た。
10時半頃、お店に到着。混んでいることを予測していたが、案の定朝食を求めるグループが、すでに5組程並んでいた。それを見て、ラストオーダーの11時までにお店に入れるか心配したが、10分も待つこと無く席に案内された。
通された2階のブラッスリーは、パリにありそうな優雅な雰囲気。2種類あるプティ・デジュネ(\1,260)を、一つずつ注文する。
夫が選んだのは、サラダと半熟卵、バゲットレトロドール3切れ、コーヒーor紅茶のセット。
そして私の選んだのは、バゲットレトロドール2切れ、セレアル2枚、お好みのヴィエノワーズ2種にコーヒーor紅茶という、パンたっぷりのセット。これに写真(一番下)の7種類のジャムとハチミツがサービスされる。こちらは勿論好きなだけ付けて良い。テーブルに運ばれてきた、たっぷりのパンとジャムを前に、気持ちはかなり高揚する。
買い帰ると時間が経って、どうしても味が落ちてしまうバゲットレトロドールとヴィエノワ―ズ。これを焼き立ての状態で食べられるというのは、何よりもの贅沢。籠から取り上げたバゲットレトロドールは、皮がカリッとし、中はもっちり。そのままでも、生地にコクがありとてもおいしいが、今日はたっぷりジャムを付けて頂く。
ヴィエノワーズは、パンオレザンとプラリネを選んだ。プラリネはアーモンドシュガークリームのパン。さすがに焼き立て。生地がサクサクで、頬張る度にパイの層がハラハラと机に散らばっていく。
興奮しながら食べ進めていて、ふと、かなりお腹がいっぱいになって来ていることに気付く。それもそのはず。冷静に考えれば、普段ならヴィエノワーズ2つでかなり満腹になる。まわりを見渡すと、やはり食べきれずにヴィエノワーズを一つ残している人が多い。この食べきれなかったパン、嬉しいことに、待ち帰られる様袋に入れてくれる。とても親切。
けれど結局、私たちは全てのパンを完食した。二人で違うセットを頼んだので、分け合いながら、飽きること無く食べ切ってしまった。
飲み物は、私が選んだ紅茶はポットでサービスされ、香りの良いお茶をたっぷり2杯半程楽しめた。夫が選んだコーヒーは、ヨーロピアンブレンドでお替わり自由。何杯でも惜しみなくサービスしてくれた。
こうして、かなり満杯になったお腹を抱えお店を後に、映画館へと向かった。ヴィロンの朝食は、味もボリュームもそしてサービスも、とても満足出来るものだった。是非また訪れたいと思う。

●VIRON(ブランジュリー・パティスリー・ブラッスリー ヴィロン)
 東京都渋谷区宇田川町33-8 塚田ビル1F、2F tel:03-5458-1770
スペース

2007年10月6日(土) “ERIZO”のパンでサンドイッチ

ERIZOのパンの写真 思いがけない方からの紹介で、とても素敵なパン屋さん、“ERIZO(エリゾー)”のWebサイトを作らせて頂くことになった。夏から少しずつ進めて来た制作作業も、10日のサイトオープンを目前に大詰め。もうひと頑張り。
“ERIZO”のパンは焼き色がやわらかで、ホンワリとした形も可愛らしく、どれもつい手を伸ばしたくなるような魅力的なものばかり。打ち合わせにお店を訪れる度に、今日はどれを買って帰ろうかと、選ぶのをとても楽しみにしている。
“ERIZO”は住宅街のちょっと分かりづらい場所に、今年4月にオープンした。分かりづらい場所にも係わらず、その魅力は瞬く間に広がったようで、すでに、お店はいつ行っても客足が絶えることの無い人気振り。棚に並んだパンは、あっという間に無くなってしまう。以前に訪れた際、この人気振りを表すような光景を見かけた。「ママ、早く行かないと、パンが無くなっちゃうよー!」と、お店の前で母親の手を引っ張って走り出そうとしている子供。まだ開店間もない時間だというのに。
それで私も、打ち合わせに訪れた際は、先ずはパンを選ばせて頂くことにしている。そうしないと、パンが無くなってしまうんじゃないかと心配で、落ち着いて打ち合わせが出来ないから。
今日は先週打ち合わせに行った際購入した、“バターロール(\60)”と“五穀ベーグル(\150)”でサンドイッチ。
“バターロール”というと、口当たりの軽いものが多いが、これは、しっとりとまろやかな味わい。ウインナーをサンドしたが、生地に甘味があるので、そのまま頂いた方がおいしかったかなとちょっと後悔。
“五穀ベーグル”は もっちりとした生地に胡麻や玄米等が練りこまれ、ヘルシーな味わい。こちらにはツナとクリームチーズをサンドしたが、これはぴったりだった。
ERIZO(エリゾー)
 東京都調布市柴崎2-28-4 tel:042-441-0396
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