もう何年も行きたいと思いながら、我が家からはとてもわざわざな場所で、なかなか行けなかった“トツゼンベーカーズキッチン”。
今夜は横浜アリーナでライブ。そのアリーナがある新横浜駅から、“トツゼンベーカーズキッチン”のある大倉山が、意外に近い事に、昨日気付く。夫と交渉…。すんなり承諾。そして今日は早起きをして横浜へ。“トツゼンベーカーズキッチン”で朝食を取ることになった。

お店に到着すると、抱いていたイメージと、お店の印象が随分違う。「ナンバリングされたバゲット」のあるお店という認識だったので、かなりスタイリッシュなお店をイメージしていたが、実際は、パン屋さんらしからぬポップな店内とノリノリな音楽。ナンバリングのバゲットは陰すら無い。どうもイメージチェンジをした様子。

意外な品揃えに少し戸惑いながら、パンを買い込み、テラスで朝食。こちらには無料コーヒーのサービスがある。これは嬉しい。
私が選んだのは抹茶のパイとアスパラのエピ、夫は、カレーパンとクルミのパンを選ぶ。
カレーパンは具がたっぷり。生地はお餅のようにもっちり。クルミのパンは、ふわふわ。軽い食感。
パイなのに、「モチッツとした食感」との説明書きに惹かれて買った、抹茶のパイ。頂いてみると、中に餡とお餅が入っている。なるほどこれがもっちりなんだ。
アスパラのエピは、アスパラのあっさりとベーコンのコクがとてもマッチ。生地は張りがあり、もっちり。この生地、おいしい！頂いた4つの中で、断トツに好みの味わいの生地だった。

名物の“バナナパン”と“明太子フランス”は、お持ち帰りに。

今夜は夫と待ち合わせ。オープン以来、ずっと気になっていた芝公園の“ル・パン・コティディアン”で夕食。

オーダーしたのは、7種類のパンの盛り合わせ“ベイカーズバスケットS(¥580)”、夜だけのメニュー“アスパラとパルミジャーノのホットタルティーヌ(¥1180)”、一番人気だという“チキンコブサラダ(¥1480)”、それに私はロゼのグラスワイン(¥880)、夫は赤のグラスワイン(¥800)。“ベイカーズバスケット”には、3種類の、付け放題のコンフィチュールがサービスされる。

まずは、バスケットの中のバゲットを頂いてみる。お餅のようにもっちりとし、生地に甘みがある。おいしい！皮のパリット感は無くなってしまっているが、味わいはとても良い。
7種類を食べ比べてみる。ライ麦の入った重めのパン、癖の無い軽めのパン、ナッツやドライフルーツがたっぷり入ったパン。どのパンももっちりしっとりし、味わい深い。とても好みの味わい。そのままでも充分においしいが、折角だから、コンフィチュールも付けたい。
コンフィチュールは、テーブルごとに、内容が微妙に違っているよう。私たちのテーブルに置かれたのは、イチジク、アプリコットそして、チョコレートのスプレッド。いちじくのジャムって、香りが苦手だけど、これは気にならない。おいしい。チョコレートのスプレッド、止めどなく食べたい…。コンフィチュールをつけると、また違った美味しさになって、バスケットをお替わりしたくなってしまう。

アスパラとパルミジャーノのタルティーヌは、パンの上に薄くスライスされたアスパラとチーズが載せられ温められた、とてもシンプルなもの。特別な味付けはされていなくて、チーズとアスパラとパンと、まさに素材の味を楽しむお料理。少し重めのパンと、あっさり目の具材がマッチして、とてもおいしい。

チキンコブサラダは、ベイビーリーフのような葉ものが数種類、この上にチキン、アボガド、卵、ブルーチーズ、トマト等がのせられたもの。味付けは、こちらもとてもシンプル。素材の味を、じっくりと味わえる。もともと、薄味の私には、このサラダはなかなか好み。

お料理もパンも、とてもおいしかったのだが、お値段に対してどれも量がかなり少なめ。何となく食べ足りない感じが残る。オーガニック食材なので、この価格設定は仕方無いのかなと思いつつ、このお値段と量では、そう度々は来れないかなと思う。

お会計を済ませ、販売スペースへ。この時間だと、テイクアウト用の棚はガラガラ。並んでいるのは、大きなホールのパンだけ。お値段は皆¥1000〜¥2000以上とお高め。ハード系のパンを買って帰りたかったが、手が出ず断念。カット売りをしてくれたら、少しずつ色々な味が楽しめるのに…。
味はかなり満足だったが、空腹感が残るのと、パンを買い込めなかった満たされない感とで、なんとも言えない複雑な気持ちでお店を後にした。今度は、もっと沢山パンが並んでいる時間に、テイクアウトで来てみよう。

“ERIZO”のベーグル2種で朝食！
“ERIZO”のベーグルは具沢山。 “クランベリー＆クリームチーズベーグル(¥190)”には、その名の通り、クランベリーとクリームチーズがたっぷり練り込まれている。クランベリーの甘酸っぱさと、クリームチーズの酸味がマッチ。爽やかな味わい。
“よもぎかのこベーグル(¥190)”は、ヨモギが練り込まれた香り良い生地の中央に、程よい甘さに炊かれた、かのこが巻き込まれている。和菓子のような味わいで、何度食べてもやっぱりおいしい。
生地の、やさしいもっちり加減も心地良い。

土曜日に買って来た、“Breadal one”のぶどうパンで朝食。

このパンの原形は、トンネルのような可愛らしい半円形。その形に惹かれて買ったのに、持ち帰るまでに袋の中で潰れて変形…。こんなはっきりしない形になってしまった。けれど、味には影響無いはず。

初めて頂く“Breadal one”パン。口にしてみると、生地はしっとり柔らか。レーズンがたっぷり、甘さが効いている。
この練り込まれているレーズンが、1種類じゃないよう。大きいのや小さいのや、色の濃いのや薄いのや、数種類が入っている。それぞれが食感や味わいが違って、甘みに奥行きが出来ている。
とっても食べやすいぶどうパン。おいしい！

昨日は京王線沿いをパン屋さん巡り。“Breadal one”と“アオサン”と“ERIZO”の3店へ。
今日は、その内の“アオサン”のパンで朝食。

お店で一目見た時から、「このパンおいしそう〜」と思っていた“カンパーニュ(1/4¥280)”は、サンドイッチに。
一つにはスモークサーモン、水菜、タマネギ、ケイパーをサンド。もうひとつはシンプルに、ハムとパルミジャーノをサンド。
最初の印象通り、この“カンパーニュ”とってもおいしい！しっとりもっちりとし、味わいがある。
一緒に頂いた“ノワカランツ(奥1/4¥280)”には、クリームチーズをつけて。こちらもしっとりとした生地。その中に、たっぷりのクルミとカレンツが練り込まれている。濃厚な味わいでとってもおいしい！

“アオサン”を訪れたのは、これが二度目。一度目ですっかりファンになってしまったが、今回カンパーニュを頂いてみて、さらに熱烈なファンになってしまった。

連休中、旅先の友人から届いた、“浅野屋”の“軽井沢ブルーベリー”。とても奇麗なマーブル模様！この色を見ているだけで、シアワセな気持ちになれる。

スライスしている時から、ブルーベリーの良い香り。トーストすると、部屋中に甘酸っぱい香りが広がる。
サックリとし、軽い食感の生地。その中に練り込まれた、ドライブルーベリーの甘酸っぱさが効いている。爽やかな味わい。

一日早い母の日で、昨日義母と、中華街へランチに出かけた。年に一度の贅沢、“聘珍楼”。

今日の朝食は、その“聘珍楼”で買って来た、季節外れの肉まん。ふかふかで、ほんのり甘みのあるパン生地。大きくカットされ、たっぷり詰め込まれた、歯触りの良い具材。どんな季節に食べても、“聘珍楼”の肉まんは、やっぱりおいしい！

“聘珍楼”へ行った帰り、いつも義母が寄るのを楽しみにしていた叉焼屋さん“有昌”。昨日も寄ってみると、何と閉店の張り紙！店主の体調がすぐれないとのこと。
口に入れるとふわっと薪の香りがし、噛み締めるほどに味わいのあるあの叉焼が、もう食べられないなんて…。とてもショック。
ああ言う、昔ながらの良いお店が無くなってしまうのは、本当に残念だ。

覚悟はしていたけど、ここまでとは…。
それでなくても、休日ETC¥1000が実施されるようになってから、一段と込み合うようになった中央道。ゴールデンウィークの渋滞は尋常じゃ無く凄かった…。
いつもなら5、6時間で帰れる実家のある岐阜までの道が、行き（5/3）は10時間！今日の東京への道のりも、7時間！助手席に座っていただけの私でさえヘトヘト。長時間、集中力を切らさないよう運転していた夫の疲労は、かなりのものだったと思う。

そんな渋滞の中、行きも帰りもお昼に頂いたのが、八ヶ岳パーキング内の“八ヶ岳パン工房”のパン。
いつも買っている“あんこクロワッサン(¥180)”に加え、あまりの疲労からパワーをつけようと、“コロッケパン(¥250)”と、普段なら絶対に手を出さない“カツサンド(¥500)”を購入。
この、初めて買った“カツサンド”が、思いの外おいしかった！
パンはしっとり、お肉はお魚のように柔らか。何より驚いたのは、そのソース。「この濃厚な味わいは…、何だろう？？もしかして、お味噌？！」。パッケージの原材料を見てみると、やっぱり！お味噌が入っている。他にも唐辛子など、和の調味料が洋の調味料と合わさって、何とも言えない良い味わいを出している。

あまりに美味しかったので、帰り道の今日も“カツサンド”を購入。他にも、“あんこクロワッサン”、“バニラクロワッサン(¥200)”、“チーズツイスト(250)”を買う。
込み合うサービスエリアには座る場所が無く、車の中で昼食。頂いてみると…、「あれっ、カツサンドの味が違う！」。原材料を確認してみると、こちらの調味料はソースと芥子。普通のカツサンドだった。
同じパーキングエリア内にあって、同じような種類のパンが並んでいるから、同じお店だと思っていたが、上りと下りで味が違うなんて…。もう、何度も立ち寄っているのに、今回初めて気が付いた。上り線のカツサンドも悪く無いのだが、味噌味を知ってしまった後では、少し物足り無さを感じてしまう…。

「次は、下り線のパーキングのカツサンドを食べよう！」と、大渋滞の中、二人で小さな決心をした。

昨日訪れてくれた友人のお土産、“ラ・テール”のバゲット2種で朝食。

2種の違いを聞くのをすっかり忘れてしまったが、確かに違う。一つは皮が薄めでパリパリ。中も軽め。もう一つは、皮が硬めでバリッ。中には大きな気泡が空き、モッチリ。味わいも、こちらの方が少し濃いめ。
そして共通していたのは、どちらとも、さり気なくお料理に合いそうな、シンプルな味わい。

朝食を済ませると、早速池袋へ。今日は映画の日！始まったばかりの「キッズ・オールライト」を観に行く。

映画の後、パルコ付近を歩いていると…、「あれっ、今日は列が短い！」
いつもは何重にもなっている“アンティ・アンズ”の列が、今日は一列。連休で、みんな東京を離れているのか。
「どれくらい並びますか？」と、列を整理しているスタッフに尋ねてみると、15分位とのこと。15分ならと、列の後ろにつく。
けれど結局、5分ほど並んだだけで、購入する事ができた！ちなみに、普段は30分位並ぶらしい。

家に帰ってティータイム。
初めての“アンティ・アンズ”のプレッツェル！ プレーン(¥220)を頂いてみると、美味しい！ほんのりとした甘み。ちょっと締まった感じの生地は、心地良い食感。程よく効いた塩。期待以上の美味しさ！これはちょっと癖になる。並んでも買う人の気持ちが、少し分かった気がした（でも30分は並ばない…）。

ずっと公開を楽しみにしていた映画は…、自分とはあまりにかけ離れた設定に、感情移入が全く出来ず…。今ひとつ楽しめずに終わってしまった。

免許の更新に行った帰り、散歩がてら歩いて帰る。少し遠回りをして、“HIGU BAGEL”に立ち寄り、昼食用のベーグルを買い込む。
濃いめのミルクティーを入れて、早速ランチ。
“チーズベーグル(¥170)”は少し温めて。もっちりずっしりとした生地に、チーズがたっぷり。生地がシンプルなので、チーズが掛かっていても、後味あっさり。
この季節にぴったりな“桜ベーグル(¥170)”は、一口頂くと桜の良い香り。中には、桜色のあんが入ってる。ほんのり塩味が効いていて、桜餅のような味わい。“チーズベーグル”とは食感が違い、噛み応えある、張りのある皮。中はしっとりもっちり。こちらは温めずに頂いたが、硬さが無く食べやすい。おいしい！ペロリと頂いてしまう。これ、もう少し食べたい！